写真家になるのは簡単だ。
そう名乗れば良い。
私がそう名乗るのも、
「カメラマン」というよりは、
“ライフワークとして写真を撮っています”という
ニュアンスが「写真家」の方が伝わるかなという
程度のことだ。
「写真家」に定義はない。
極論を言えば、生まれてから一度も写真を撮った
ことがない人が、
「私は人生で最高の瞬間が訪れた時に、一度きりシャッターを押すために存在している写真
家だ。まだその時は訪れていない」
と言っていたとしても、何も問題はない。
そんな人がいたら、
太刀打ちできないような気もする。
写真家を名乗るということは、
名乗った人自身の生き方が、そのまま一つの写真
家の形になるということだ。
その人生を、
「ある写真家の一例」とする、というだけのこと
だろう。
誰かが作った「写真家」の定義があったとしても
それに従う必要は全くない。
だから、「写真家を名乗るなんておこがましい」
などと思わず、
軽はずみに名乗ってしまえばいいと個人的には思う。
ただ、
銀行の融資などの際に職業欄に書くと、
審査が通りにくくなる可能性はある。
そのあたりは、大人の対応をおすすめする。